ジェネリックは安全か

 ジェネリック医薬品の大半は、オリジナルよりもコーティングや品質が劣っていると言われています。確かにジェネリックには当たり外れがあるため、選択には慎重にならざるを得ません。たとえ主成分が同じであっても、夾雑物が紛れ込んでいる薬が無いとも限らないからです。特に最近は外国産のジェネリックが幅を利かせているため、注意を要します。患者の多くは気付いていないのですが、輸入したジェネリックを新たに国内でパッケージングすると、その外見は国産の薬と変わらないと思います。統計から分かるのは、ジェネリックの半数は既に外国産が占めているということだと言えるかもしれません。中国産や韓国産の薬が多く、品質は劣悪なものが含まれていると言われています。韓国の中小企業の技術力は信用に足るものではなく、有害な薬が紛れ込む可能性もあると私は考えています。また中国も規範が行き届いておらず、過去には下水を使った抗生物質を販売したとして、摘発されているそうです。

 ジェネリックに相応の存在意義があることは認めます。しかし安いのには理由があります。患者は情報リテラシーを身に付けた上で、ジェネリック同士を厳しく比較して選択することが大切です。情報収集に自信の無い方は、是非薬剤師に相談して下さい。薬剤師も人によって専門分野、得意分野が異なりますから、ジェネリックに詳しい薬剤師が在籍する薬局、病院を選択するようにしましょう。顔見知りの薬剤師でも構いませんが、ジェネリックに疎い人であれば、避けた方が良いでしょう。

 ところでジェネリックには、オリジナルを作った製薬会社が新たに製造した「オーソライズド・ジェネリック」も含まれるそうです。こちらは他社が真似た薬に比べれば、安心して服用することが出来るのではないでしょうか。というのも、原料、添加物、製造ラインがオリジナルと全く変わらないからです。では何故オーソライズド・ジェネリックは製造されるのでしょうか。それは、特許が切れた後も最大のシェアを確保したいという、製薬会社の思惑が働いているからだと考えれています。

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