無理のないウォーキング

薬に頼るよりも、医師や薬剤師に頼るよりも、まずは健康的な身体をつくることを考えましょう。そのために日常生活の中で簡単に出来るのは、ウォーキングでしょう。しかしウォーキングでさえ、時間帯、長さ等の制約を加えていけば、面倒でストレスフルなものに変わってしまいます。それでは意味がありませんから、姿勢にだけ気を付けて、後は気軽に自由に歩いてみましょう。忙しい人はウォーキングの時間すら作れないかもしれません。しかし安心してください。無理に時間を設けずとも、日常生活は「歩く」ことで成り立っています。通勤、通学だけをとっても、結構な距離を歩いています。その時間に肩甲骨を意識して猫背にならないように努めるだけでも、健康に良い影響を与えるはずです。決して無理をせず、自分の出来ることから試してみましょう。

 健康的な身体をつくるのは、何もウォーキングに限りません。ウォーキングと同じくらい簡単に、或いはそれ以上に手軽に実践することができるのが、食事です。我々の身体は食べ物で出来ているわけですから、食べ物次第で健康にもなり、病気にもなります。これは当然の理屈です。しかし「良い食べ物」と「悪い食べ物」との区別をめぐっては、実に多くの意見が飛び交っています。判断基準を設定するのも容易ではありません。しかし薬剤師として、これだけははっきりと言えます。人工と自然との違いは、食の安全性と無縁ではありません。例えば、化学的に合成された食品添加物が身体によいはずがありません。これくらいは誰でも認識するでしょう。ではもう少し掘り下げるとどうでしょうか。ここで、「もとの姿が見え辛いほど危険である」との仮説が生じます。